『家事に始まり』『家事で終わる』。
昼間は仕事、家に帰れば家事。一日中働き続ける主婦の大変さを、どれだけの人が知っていますか?
共働きなのに、なにも手伝ってくれない夫にイライラする主婦は多いのではないでしょうか。
そんな私も妻に頼りきりで、ちょっとした手伝いはするものの、あとは妻に任せきりでした。
中学生と小学生の子供が2人の4人家族。
そんな私が家庭の事情で、主夫をすることになったのですが、実際に主夫になってみて本当に大変だと思ったことや感じた事を、主夫目線で解説していきたいと思います。
始まりの朝
朝は朝食作りからはじまります。
今までは、朝起きれば温かいご飯が用意されていて食べたら仕事にいくだけ。
4人分の朝食を作り、食べたあとは食器あらいをしますが、帰ってきてすぐに晩ご飯の準備ができるように食器を洗ったら、すぐに棚になおします。
食器洗いの次は洗濯物です。
朝食や食器あらいをしているあいだに、洗濯機をまわしすぐに干せるように、準備をしときます。
洗濯物を干す作業が終わってからやっと、仕事にいく準備にとりかかり、職場にむかいます。
慣れないわたしにとっては、朝の一連の作業だけでも、正直とてもしんどかったことを覚えています。
それと朝はどれだけ効率的に動けるかで、仕事に行く時間がかわってきます、主婦の場合はこの一連の作業のなかで、化粧もしなくてはいけないので、主夫よりも、断然主婦の方が朝は大変だと感じました。
帰宅後の仕事
昼間の仕事から帰ってきたあとは、家での怒涛の仕事(家事)ラッシュがまっています。
家事のなかでも、とくに大変だと感じたのが晩ご飯づくりです。
朝ご飯とは違い栄養のバランスや、主菜副菜などのメニューも考えないといけないため、とても大変です。
主夫をする前は、作れるものなんてカレーやチャーハンぐらいだったので何を作っていいのかまったくわからず、本を買って見たり、動画やネットで調べたりとあらゆる手段をつかって勉強していました。
主夫になった当初はその日に買い物をして作る、こういう流れだったのでとても効率がわるかったですね。
いまは休みの日に1週間分の献立を考えてまとめて買うようにしています。
これだけでもかなり効率がよくなりました。
晩ご飯づくりがおわり、一息つくのもつかの間。
食器洗いをし、子供とお風呂にはいり、お風呂から上がる頃には21時近く。
しばらく子供とたわむれ、寝かせつけます。
やっと自分の時間ができた・・・と思いきや、待っているのは朝干していた洗濯物。
洗濯物をたたんでなおす作業が終わり、やっと一息つける時間がやってきます。
この作業が、年中無休とまではいいませんがほぼ毎日続きます。
この作業にプラス、部屋の掃除や、細々した作業、子供たちの学校の行事、役員に選ばれれば役員の仕事もこなさなくてはなりません。
まとめ
正直なところ、主夫になってみてそれでも主婦の方が大変だと感じることができました。
あとは、どれだけ効率的に家事をこなすかで、自分の自由な時間が少なくなったり、多くなったりするため、常に考えることがいっぱいです。ほぼ年中無休の主婦業は、どんな仕事よりも大変。この一言に尽きます。